かね彦は昔からかまぼこ屋だったわけではありません。実はお魚屋さんでした。初代が札幌二条魚町市場において父とお店をかまえたのは明治33年(1900年)中島鮮魚店という名前でした。
大正7年にかね彦は創業されました。現在の二条市場で蒲鉾の製造部門を設け、「かね彦商店」を設立したのが始まりです。
日本伝統の蒲鉾・すり身製造の技術を守り続けて約100年。防腐剤などを使用しないことで、出来る限り昔ながらの蒲鉾・すり身のもつ味わいを守っています。
かね彦本店(旧南9条シーフードセンター)のオープンに続き、東札幌本社工場に直営販売所を新設(2007年5月24日オープン)と、蒲鉾のかね彦はますます、充実してまいります。
今では高級魚と言われる「わらずか」も当時は、北海道近海でたくさんとれていました。
わらずかは見た目がグロテスクなので、一般むけではありませんが、白身はとても綺麗で、すり身にするととても美味しく、当時から蒲鉾やさんには人気の魚でした。初代はその光景を眺めながら、店の近くの中央市場から、より新鮮な魚が直ぐに手に入り、しかも魚屋ならではの良い魚選びが出来る、そうすればもっと美味しい蒲鉾が作れるそう考えて蒲鉾つくりをはじめました。
思ったっとおり、魚屋さんの蒲鉾は大ヒット!現在は、多くの商品を開発し、製造しているかね彦ですが、やはり、蒲鉾屋。一番のこだわり蒲鉾は、なかね彦 かまぼこんといっても板かま。シンプルな商品だからこそ、一番気を使う商品であり、味もよくわかる商品。 自慢の逸品です!
かね彦って名前の由来知ってますか?
かね彦の「かね」は、屋号の「金」。 かね彦の「彦」は、初代の名前「彦平」 から一文字とって 「かね彦」になりました!
・中島代博 代表取締役
北海道大学大学院経済学研究科修士課程修了。
一般社団法人日本かまぼこ協会と全国蒲鉾水産加工業協同組合連合会の副会長、北海道蒲鉾水産加工業協同組合の代表理事組合長そして、札幌蒲鉾工業協同組合の理事をしております。
また、札幌東間税会の常任理事もしております。 性格は気さくで穏やかです!
とにかく手作り。一般には知られていませんが、魚を手作業で3枚におろしている蒲鉾やさんは少ないんです。殆どの蒲鉾やさんは魚をそのまま機械ですりおろします。かね彦のように、魚を手作業で3枚におろしている蒲鉾やさんはとても少ないんです。
かね彦 かまぼこ もちろん、大変手間のかかる作業ですが、3枚におろしてからすり身にしたほうが魚の味が生きてとても美味しいからなのです。かね彦のすり身は本州業者からも委託されてるほどなのです。 良い製品を作るためには良い原料。かね彦の「原料へのこだわり」は、100年以上かわらず続けてきたことなのです。北海道食材の中でも厳選した食材なんです!